2019年12月15日(日)カフェ@福井【第18回北陸きょうだい会】

福井・石川・富山・大阪から6名の方にご参加いただきました。初参加の方は2名でした。


↑キウイジュース

大阪の方が知人だったこともあり、「ここ(福井)からより遠方に住んでいる方から順番に自己紹介しましょう」という無茶ぶりをしてみたのですが、参加者の皆様は温かく応じて下さいました。
(最初は大阪の方から、最後は福井の参加者の中でどちらの方が近いか、と話しながら探り探り。その後、実はご近所さんだということが判明しました)

自己紹介の後、近況報告も交えながら、様々な話題で盛り上がりました。

・最近、父親が入院した。実家の母親と障害のある兄弟姉妹の生活を支えていたのが父親だったため、今後の関わり方について悩んでいる。
・運良く施設入所はできたが、医療的ケアを必要とする障害者を対象としているため、回復して医療的ケアを必要としなくなった時の行先について、漠然とした不安がある。
・家族の男性全て(父親と障害のある兄弟)が暴力的だったため、世の中の男性は全て暴力的なのだと思い込んでいた。
・子どもの頃、家族での外出先が障害のある兄弟姉妹の意向によって決められ、自分には選択権がなかった。
・子どもの頃、特別支援学校の文化祭に家族と一緒に行かなければいけなかったが、「きょうだい」の自分には居場所がなく、つまらなかった。別の健常のきょうだいは「行きたくない」と主張することができていたが、自分は言えなかった。
・障害のある兄弟姉妹がいることで、家族や親戚から医療系の資格を取ることを勧められ、実際にその資格を取った。進路を束縛されているように感じることもあったが、今は資格を持っていて良かったと思う。
・障害のある兄弟姉妹がいても、職業選択に影響しなかった方もいる。きょうだいの職種が、家族とのかかわり方に影響しているように感じる。
・きょうだい会は、異業種交流会のような側面があって、面白味を感じることがある。

などなど。

2次会には5名の方が参加され、居酒屋さんで盛り上がりました。



今回で、2019年の活動は終了しました。
今年お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
2020年も引き続き活動を続けて参りますので、何卒よろしくお願い致します。

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